活動内容

まちスポの拠点が位置する長命ケ丘のうち、
特に長命ケ丘東地区は初期に開発されたこともあり、高齢化率が53％(2024年時点)と非常に高い状態です。
そこで、2021年度より、単位町内会としてLINE公式アカウントを開設し、
回覧板などに載っている情報をLINE上でも届ける取り組みが始まっています。

数年の運用を経て、外出が大変な高齢の方でも、「蜂が出た」「詐欺の予兆電話があった」など
早く広めた方が良い情報を素早く受け取れる環境が出来上がり始めた一方で、
「日常的に見守ってもらうためには、本来はご近所や家族ともっとつながっていたい…」
といった声も挙がるようになりました。

まちスポではその動きに混ざり、
単位町内会役員・民生委員・泉区社協・地域包括支援センター・利用者となる住民の皆さまと一緒に
地域内での見守りのきっかけとなる仕組みを、既に動いているLINEを活用して作れないか、
『もみじLINE(仮称)』の名称で開発し始めています。
具体的には、ご近所やご家族など見守ってほしい方と見守りたい方がペアを組むと、
LINE上で定期的に「元気かどうか」を送り合うことができ、
「相談したいことがある」ときは相談先を明示するLINEボットの開発です。

地域内で助け合うそれぞれの立ち位置からの意見が集まることで、
「公的機関にとって嬉しいサポートは何か」「町内会として出来る見守り活動とは何か」など、
本質的な議論が進んでいます。